モダン・ディフェンス
黒は1...g6と2...Bg7で始め、ナイトをf6に出すのを遅らせて、できるだけ長く柔軟さを保ちます。
1.e4 g6で始まる名前付きライン37本・ECO A04–B27
狙い
モダン・ディフェンスはピルツに近いオープニングですが、黒は...Nf6を控えます。そのため、しばらくはe4が攻撃されず、白もe5でナイトを狙いにくくなります。その代わり黒は、...d6と...Nf6、...c6と...d5の陣形、あるいは...a6と...b5ですばやくクイーンサイドで動く形から、あとで選べます。
白はたいていd4、Nc3で中央を取り、Be3、Qd2、f3と続けてキングサイド攻撃を狙うこともよくあります。黒の作戦は、白が形を決めたところで...c5か...e5で中央を攻めることです。このページでは、1.d4 g6で始まる関連のラインも扱っています。
とても柔軟で、少し挑発的です。黒は白に中央と空間を与え、タイミングに賭けます。暗記したラインよりも、手順の選び方が大切です。
珍しい局面が好きで、白のさまざまなオープニングに通用する1つの陣形がほしい人に向いています。定跡より考え方をよく理解している人に合います。
ゆっくりしすぎてはいけません。クイーンサイドに何手も使っている間に白がキャスリングして攻めてくると、キングがすぐに危なくなります。
流れ
- 1.e4 · 白はeポーンで中央を取り、クイーンとf1のビショップのラインを開けます。最も素直な初手です。
- 1...g6 · モダン・ディフェンスです。黒は白に中央を取らせ、g7のビショップと、あとでの...c5か...e5で横から攻める作戦です。どの選択肢も残すため、ナイトはひとまず自陣にとどまります。
- 2.d4 · 黒が許すので、白は2つのポーンで中央を完全に取ります。d4とe4のポーンがc5、d5、e5、f5を押さえ、白に十分な空間を与えます。
- 2...Bg7 · ビショップが長い対角線に出てd4とe5に圧力をかけます。これが黒の一番良い駒になります。黒の作戦はすべて、このビショップを働かせ続けることを軸にしています。
- 3.Nc3 · 白はナイトを一番良いマスに展開し、e4を守ってd5をにらみます。次の選択は白にあります。攻めるならBe3とQd2、中央ならf4、あるいは素直にNf3です。
- 3...d6 · 黒はe5を守るので、ナイトがf6に来たあとe5と突かれても...dxe5と応じられます。このポーンはc8のビショップの通り道も開けます。次に...Nf6と指せばピルツ・ディフェンスになります。
定跡の次の手
関連するオープニング
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オープニング名と手順:Lichess chess-openings(CC0)・Lichessとは提携していません。