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キングズ・インディアン・アタック

黒が何をしてきても、白はほぼ同じようにNf3、g3、Bg2、キャスリング、d3、e4と組みます。1つの陣形でレパートリー全体がまかなえます。

1.Nf3 d5 2.g3で始まる名前付きライン14本・ECO A05–A08

狙い

キングズ・インディアン・アタックは、色が逆で白が1手多いキングズ・インディアン・ディフェンスです。白はNf3、g3、Bg2、O-O、d3、Nbd2、e4と指し、そのあとe5を突いてキングサイドで空間を取ることがよくあります。典型的な攻撃はRe1、Nf1、h4と続き、ナイトがg5へ、あるいはh2からg4へ跳びます。

最も効果的なのは、フレンチや...e6のシシリアンのような、...e6と...d5を使う黒の陣形が相手のときです。そうした形に対しては白のe5の突きが黒のキングサイドを窮屈にし、黒はたいてい...b5と...b4でクイーンサイドを攻めます。2つの作戦のスピード勝負が勝敗を決めます。

オープニングというより、ひとつのシステムです。定跡はとても少なく、ほとんどの対局で同じ作戦が繰り返されます。何人もの世界チャンピオンが、よく知っている中盤に確実に持ち込む手段として使ってきました。最も有名なのはフィッシャーです。

ほぼどんな相手にも使える1つの陣形がほしい人、そしてじっくり組み立てるキングサイド攻撃が好きな人に向いています。

陣形を機械的に組んではいけません。黒が...e5と...d5で大きな中央を築いてきたら、いつもの作戦ではなくc4やexd5が必要になるかもしれません。

流れ

  1. 1.Nf3 · 白は先にナイトを展開し、ポーンの形は決めずにおきます。ナイトはe5とd4を押さえ、g3とBg2から、あとでのd4やc4まで、すべての作戦を残します。
  2. 1...Nf6 · 黒も同じ手で応じます。ナイトはe4とd5を押さえ、どの形も残します。どちらもまだ何も決めていません。
  3. 2.g3 · 白はビショップをg2に置く準備をします。その長い対角線は、今のところf3にいる白自身のナイトがふさいでいます。これがキングズ・インディアン・アタックの形で、Bg2、O-O、d3、そしてあとでe4と進めます。
  4. 2...d5 · 黒はナイトに守られたポーンで中央を取ります。d5のポーンは、白のビショップがg2から使おうとしている長い対角線の上にも立っています。
  5. 3.Bg2 · ビショップがg2に着きます。次にキャスリングしたあとは、ここで白のキングを守ります。f3の白のナイト越しにd5を狙っていて、そのナイトが動くか中央が開けば圧力が効いてきます。
  6. 3...e6 · 黒は2つ目のポーンでd5を支え、キング側のビショップの通り道を開けます。堅い形です。白はキャスリングしてd3とe4を指し、キングサイドで攻めることがよくあります。

定跡の次の手

有名な対局

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オープニング名と手順:Lichess chess-openings(CC0)・Lichessとは提携していません。